小さいお子様や学生さんは夏休みが始まりましたね。間食が増えてしまうこの時期、改めて食習慣を見直しむし歯を防ぎましょう。 1)よく噛んで食べる→唾液は口の中の汚れを洗い流すのに役立ちます。唾液をたくさん出すために、食事の際によく嚙んで食べることを心がけましょう。
また食べ物が口の中でかみ砕かれる際にも、歯の表面の汚れを取り除いています。いつも軟らかい食べ物をあまり噛むことなく食べていると、歯垢が歯に付着したまま、細菌が増殖を続けることになります。できれば噛みごたえのある食材を食べることも、むし歯予防に有効です。 2)“ダラダラ喰い“は控える→1日の中で、おやつは大切です。
ただし、長時間かけてだらだら食べると、口の中はいつもミュータンス菌が酸をつくり続けていることになります。時間を決めて規則正しく間食を楽しむようにしましょう。 3)「歯の質」向上のためにはバランスの良い食事を!
→歯が作られる時の環境の違いなどが歯の質にも影響します。丈夫な歯を育てるためには、歯の土台を作る良質なタンパク質、歯の再石灰化のために必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミン(A、C、D)などの栄養素が必要です。バランスの良い食事を心がけましょう。