この記事の著者・監修者
院長:永川 稔晃
この度生まれ育った町、桑名市に当院を開設するにあたり、歯科医療を通じての地域貢献・来院された方々とのコミュニケーションを基本として設計・医療機器の選定をおこないました。
略歴
- アソアライナー講習 修了
- 岡山矯正研究会 ベーシックコース 修了
- 愛知学院大学歯学部附属病院
- 愛知県名古屋市 にしだ歯科 勤務
- TNデンタルクリニック 院長
予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔内疾患を予防するための歯科医療です。予防歯科では、定期的な歯科健診や歯石除去などの処置、フッ素塗布やシーラントなどの予防処置が行われます。
プロフェッショナルケアとは、歯科医師や歯科衛生士による、専門的なケアを指します。定期的な歯科健診やクリーニング、フッ素塗布やシーラントなどの予防処置が含まれます。歯科医師や歯科衛生士による口腔内の点検や処置は、虫歯や歯周病を早期に発見し、治療するためにも重要です。
ホームケアは、自宅で行う日常的な口腔ケアのことを指します。歯磨きやフロスの使用、口腔洗浄液の使用などが含まれます。正しい歯磨きの方法や口腔内の清掃方法を理解し、実践することは、虫歯や歯周病の予防につながります。
PMTCは、定期的な受診と正しい歯磨きの習慣と合わせて行うことで、虫歯や歯周病の予防に効果的な方法です。当院では、患者さんの歯の状態に合わせたクリーニング方法を提案し、歯の健康維持にお役立ていただけるよう努めています。
First
まず、歯科医師や歯科衛生士が患者さんの口腔内をチェックし、歯の状態を確認します。この時、虫歯や歯周病などの異常があれば適切な治療を行います。
Second
次に、超音波スケーラーという機器を使用して、歯の表面や歯と歯の間の歯垢や歯石を除去します。超音波スケーラーは、高速で振動する先端部によって歯垢や歯石を削り取ることができるため、歯にダメージを与えずにクリーニングすることができます。
Third
歯の表面に付着した汚れを取り除いた後は、専用のペーストを使用して歯面を磨きます。このペーストには、歯面を滑らかにすることで汚れの付着を防ぎ、歯の表面をより健康的に保つ効果があります。
フッ素塗布は、フッ素を含んだジェル状の薬剤を歯面に塗布することで、歯の再石灰化を促進し、虫歯の予防効果を高めることができます。フッ素は歯の表面に付着した酸を中和し、歯を強化する効果もあります。歯科医院でのフッ素塗布は、通常1年に2回受けることが推奨されています。
歯石除去は、歯垢が硬くなって歯石となったものを取り除くことで、歯周病の予防効果が期待されます。歯垢や歯石は、口内環境の改善や十分なブラッシングによっても完全に取り除くことができないため、定期的な歯石除去が必要とされます。歯石除去は、歯科衛生士が専用の器具を用いて行い、通常は定期健診時に行われます。
歯科医院の受付で、予約時間を確認し、受付手続きを行います。初めて受診する場合は、健康状態や歯の症状についてのアンケート用紙を提供されることがあります。
歯科医師や歯科衛生士による、歯や口の健康状態についての問診を受けます。この時に、虫歯や歯周病の既往歴や症状、食生活や口腔ケアの状況について尋ねられます。
歯科医師や歯科衛生士による、口腔内の検査を行います。この時に、虫歯や歯周病、口内炎や口腔ガンなどの病気の有無を確認します。また、歯の噛み合わせや、歯並びの状態も確認されることがあります。
歯科衛生士による、歯垢や歯石の除去を行います。歯垢や歯石が歯面に付着すると、虫歯や歯周病の原因となるため、定期的なクリーニングが推奨されます。
口腔検査の結果をもとに、歯科医師から口腔の状態について診断とアドバイスが行われます。その際、予防や治療の方法や注意点について説明があり、カウンセリングが行われます。
診断やカウンセリングに基づき、予防や治療が行われます。予防の場合は、フッ素塗布やシーラント、歯磨き指導などが行われます。治療の場合は、虫歯や歯周病などの状態に応じた処置が行われます。
この度生まれ育った町、桑名市に当院を開設するにあたり、歯科医療を通じての地域貢献・来院された方々とのコミュニケーションを基本として設計・医療機器の選定をおこないました。