本日は義歯のお手入れについてお話しします。義歯は汚れや細菌が付着しやすいため、こまめなお手入れが必要です。特にプラスチック製の入れ歯は吸水性があるため、汚れや細菌が付着しやすくなります。ニオイなども吸着されやすく、清掃を怠ると口臭発生の原因にもなります。傷がつきやすく、間違ったお手入れ方法で入れ歯の表面に傷をつけると、さらに細菌が付着しやすくもなります。また、お手入れが不十分な時には口内炎、口臭、色素沈着、歯石沈着、残っている歯の虫歯や歯周病になるリスクが上がります。
⚫︎お手入れ方法
部分義歯も総義歯も、必ず外してから清掃しましょう。歯磨き粉をつけず、お水のみでブラシで擦ってください。その後、外した入れ歯は、「入れ歯洗浄剤」を溶かした水もしくは、ぬるま湯に入れてください。毎食後のお手入れに加え、1日1回は入れ歯洗浄剤を使用することをおすすめします。洗浄剤を使用すると、ブラシだけでは落としきれない汚れのほか、ニオイやカンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。
当院では入れ歯洗浄剤を販売しておりますので、お求めの方は受付までお申し付けください♩