コラム

歯根膜

3月に入りましたね。日によって寒暖差が激しいので体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

今日は歯根膜についてお話しさせていただきます。歯根膜とは、歯の根っ子(歯根)と歯を支えている骨(歯根膜)の間にあり歯の根っこの周りを覆っている0.2〜0.3mmの薄い膜のことで、歯と歯槽骨をしっかりとつなぐ役割をしています。歯や歯ぐき・神経と比べるとあまり知られていないかもしれませんが、他にも重要な役割があります。歯根膜には触覚や痛覚があり、物をかんだ時の硬さや感触を脳に伝えます。また歯はかむことでわずかに沈んだり揺れを生じますが、歯根膜は歯にかかる強い力を吸収・緩和し過剰な力が歯槽骨に直接伝わるのを和らげるクッションの働きをしたり、歯の周りの組織に栄養を与える役割もあります。歯根膜は細菌に感染したり、長期の歯ぎしりや食いしばり、転倒などで歯をぶつけてしまったり歯周病によるものでもダメージを受けます。

虫歯ではないのにかむと痛みがある場合、歯根膜炎になっていることもありますので、気になる症状がある方は早めに受診しましょう。

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