全国的に危険な暑さが続いていますが、みなさん体調は崩されていませんか?こまめな水分補給をして熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
今日は歯石についてお話しさせていただきます。
歯石とはプラーク(歯垢)と唾液に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が結合して硬くなったものです。歯磨きで磨き残してしまった食べかすに細菌が付着・増殖し、食後8〜24時間後には細菌の塊のプラークになります。そして2日ほどで石灰化が始まり約2週間で歯石になります。
さらに歯石の表面はザラザラしているので汚れがつきやすく細菌が増殖しやすい環境になり、歯周病や口臭の原因になってしまいます。
歯磨きの時、歯ブラシだけで落とせる汚れは60%程度といわれていて、歯の表面は磨けても歯と歯の間など細かいところは磨くことができません。歯ブラシに加えフロスを使用すると80%に、歯間ブラシを使用することで86%まで除去率を上げることができ、ワンタフトブラシも使うことでさらに除去率がアップします。
歯科医院で定期的なメンテナンスは必須なのですが、1番大事なのはご自宅でのブラッシングです。朝やお昼は忙しく丁寧な歯磨きをすることは難しいかもしれませんが1日1回は歯間ブラシなどの補助用具も使い、特に就寝前の歯磨きではしっかり汚れを落とすようにしましょう☆