歯周病治療

子供の歯肉炎

子供の歯科検診

新学年が始まり、学校で歯科健診を受けたお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

歯が生え変わる時期のお口の中は乳歯と永久歯が混在している状態で、抜けているところがあったり、歯の生え始めは部分的に歯ぐきに被われていたり、隣の歯との段差が大きかったりするため磨きにくく汚れが溜まりやすい環境です。

そして、お子さんが大きくなるにつれ保護者の方の仕上げ磨きやチェックする回数も少なくなり、歯磨きは本人に任せるようになるため汚れが残ったままになることもあります。中学生以降は勉強や部活・友達との付き合いで忙しくなり、間食が増えたり夜食が習慣になっていたり、疲れて歯磨きをしないで寝てしまうことが多くなったりと、今までの生活習慣が乱れやすくなる時期でもあります。

こうした食生活の乱れや磨き残しにより虫歯と同じように歯肉炎も発症しやすく、小・中学生の約4割が歯肉炎だといわれています。また思春期特有のホルモンの影響で歯肉が腫れやすいのでより丁寧な歯磨きが大切になりますし、大人になってから深刻な歯周病にならないためにも小さいうちから正しい磨き方を身につ けたいですね。当院ではお子さんの検診時に歯磨き指導を行なっていますので、磨きにくいところや気になることがありましたら、お気軽におたずね下さい。

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