インプラント

歯を失った場合、入れ歯やブリッジといった選択肢もありますが、近年ではインプラント治療が注目を集めています。天然歯に近い見た目や機能性を持ち、長期間の使用が可能なため、近年注目を集めています。

インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工的な歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

歯を失う原因は、虫歯や歯周病、外傷など様々ですが、歯を失うことで噛む力が弱まり、周囲の歯や口腔内の構造に悪影響を及ぼすことがあります。

そこで、歯を失った箇所にインプラントを埋め込むことで、噛む力を回復し、周囲の歯や口腔内の構造を保護することができます。

インプラントの構造

人工歯(上部構造)

インプラント治療の最も基本的な部分であり、

人工歯根となる部分です。一般的には、チタン製の円柱状のものが使用されます。口内に埋め込むため、生体適合性の高い材料で作られています。

アバットメント

インプラント体の上部に取り付けられる、接合部分のことです。アバットメントには、固定式と着脱式のものがあります。固定式のアバットメントは、人工歯とアバットメントを一体化させるもので、強度が高く、噛み合わせにも適しています。

一方、着脱式のアバットメントは、清掃や修理の際に取り外しやすいため、メンテナンスがしやすく、使い勝手がよいとされています。

インプラント体

インプラント治療の最も基本的な部分であり、人工歯根となる部分です。一般的には、チタン製の円柱状のものが使用されます。口内に埋め込むため、生体適合性の高い材料で作られています。

歯を失った時の治療選択肢

インプラント

食後の歯磨きは必要ですが、 その中でも特に就寝前では念入りに歯磨きを行いましょう。

睡眠中には唾液の量が減り、細菌が繁殖しやすく虫歯や歯周病などの病気は、寝ている間に

進行する事がほとんどです。

1日1回でもいいので、できれば10歳前後までは保護者の方が仕上げの歯磨きをしてあげてください。

入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な補綴物であり、人工の歯を入れ歯台に取り付け、歯茎にフィットさせる治療法です。

手軽に治療を受けることができ、費用も比較的低めです。ただし、歯が浮いたり、食べ物が詰まったりすることがあるなど、使い勝手が悪いというデメリットがあります。

ブリッジ

ブリッジは、周囲の歯を削り、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。入れ歯よりも自然な感覚で使うことができ、取り外し可能な入れ歯よりも使い勝手が良いとされています。

しかし、削った周囲の歯に負担がかかるため、保険適用外で費用が高めになる場合があります。

インプラントのメリット

隣接する歯への影響が少ない


インプラントは、周囲の歯に負担をかけることなく、欠損部位のみを治療することができます。

しっかりと固定される


インプラントは、顎の骨に埋め込まれるため、しっかりと固定され、噛み合わせにも負荷をかけることができます。

長期的に効果が持続する


インプラントは、周囲の骨としっかりと結合するため、長期的に効果が持続するとされています。

自然な見た目と感触


インプラントは、天然歯と同様に見た目が自然で、かみ合わせや噛み合わせの感触も天然歯と同様に感じることができます。

インプラントのデメリット

高額な治療費


インプラント治療は、他の歯の治療に比べて高額な費用がかかるため、経済的な負担が大きい場合があります。

手術が必要である


インプラント治療は、手術が必要であるため、治療中に痛みや腫れ、出血などの副作用が起こる可能性があります。

埋め込んだインプラントの

周囲に炎症が起こる


インプラントは、顎の骨としっかりと結合するため、周囲の組織に炎症が起こる可能性があります。

トラブル


ブリッジを装着していると、ブリッジが割れたり外れたりする可能性があります。また、周囲の歯に対する負担も大きくなるため、歯周病や根管治療などのトラブルが生じる可能性もあります。

インプラント治療の流れ

First

検査・診断

まず、歯科医師が口腔内の状態を詳しく調べます。レントゲン写真やCTスキャンなどの検査を行い、骨の量や歯肉の状態、歯列などを確認します。その結果に基づいて、インプラント治療の適応・不適応を判断し、治療計画を立てます。

Second

手術

インプラント治療は、一般的に手術として行われます。手術当日には、局部麻酔を使用して、口腔内にインプラントを埋入します。手術時間は、インプラントの数や骨の状態によって異なります。手術後、軽い腫れや痛みが生じる場合があります。

歯科医療器具
Third

人工歯の装着

インプラントがしっかりと骨に固定されたら、人工歯(クラウン)を装着します。このプロセスは、インプラントに取り付けるために、人工歯の形状と色を歯科技工士によって調整されます。人工歯が口腔内に取り付けられると、機能的かつ美しく自然な笑顔を取り戻すことができます。

Force

定期的なメンテナンス

インプラント治療が完了したら、口腔内のケアを継続して行う必要があります。口腔衛生をしっかりと保ち、歯科医師の指示に従い、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。これにより、インプラントが長期間問題なく機能することが期待できます。

歯科医師から治療の説明いを受ける女性
Final

施術後は定期的にチェック

毎日食べ物を噛んだり、歯磨きをしているうちに

シーラントが取れている事があるので、

定期的にお子さまの歯をチェックしてあげて下さい。

インプラントのよくある質問

Q: インプラントは痛いですか?

A: インプラント手術中は、麻酔が効いているため痛みを感じません。手術後は腫れや痛みが出ることがありますが、痛み止めなどで対処できます。

Q: インプラントは誰にでも適用されますか?

A: インプラント治療には、一定の条件があります。例えば、十分な骨量があること、歯周病や糖尿病などの疾患がないことなどが挙げられます。詳細は歯科医師に相談してください。

Q: インプラント手術後、何日間は食事に制限があるのでしょうか?

A: インプラント手術後は、口の中の傷が治るまで食事に制限があります。具体的には、手術後の数日間は柔らかい食事や飲み物に限定し、血が止まっていない状態での飲酒や喫煙は避けるようにしましょう。

Q: インプラント治療は保険が適用されますか?

A: 一部の治療費用は保険が適用される場合がありますが、一般的には自費治療となります。

インプラントの費用について

相談料

¥3,000

分析料

(スタディモデル、CT 等)

¥12,000

ストローマン 

1次オペ

¥110,000

ストローマン

2次オペ

¥110,000

上部構造印象

¥99,000

上部構造

ジルコニアセラミック

¥132,000

上部構造

メタルボンド

¥110,000

TTNデンタルクリニック:院長 永川 稔晃のプロフィール写真

この記事の著者・監修者

院長:永川 稔晃

この度生まれ育った町、桑名市に当院を開設するにあたり、歯科医療を通じての地域貢献・来院された方々とのコミュニケーションを基本として設計・医療機器の選定をおこないました。

略歴

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